読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

高齢者施設での虐待は職員の質の問題か?

川崎市の有料老人ホームでの入居者転落事故(事件)が明るみになった後、同じ系列の有料老人ホームにおける入居者虐待の事実が次々と出てきている。 www.sankei.com 現場の管理レベルや職員の採用基準は似ているだろうから、他の同系列施設からも虐待の事実が…

『萎え!』に見る若者の世界観

「萎え(なえ)」は「萌え」の対義語らしい。 高校生の息子が何かにつけて連発する。 大量の宿題が出されたり、親に小言を言われたり、彼の日常には「萎え」る理由がたくさん存在するようだ。 「萎える」とは「気力が萎える」ということなのだが、ニュアンス…

少子化を背景に中学受験が過熱している理由

■経済成長に伴って過熱した受験競争 中学受験というのは、私立校が多い都市部においては昔から一定数以上の受験者がいた。ただし、親が教育への関心が高い場合や、親の職業を世襲するため(親が医者なので将来は医学部を目指すなど)など、親の年収や教育水…

ノブレス・オブリージュ

社会科学系は疎くて、“ジョン・ロールズ”という哲学者の存在を知らなかった。たまたま視聴したNHK教育テレビの『ハーバード白熱教室』という番組、結構人気が高いらしい。 NHKオンライン 初めて見たのが第8回目らしく、ジョン・ロールズの正義論について…

星野リゾート・星野佳路社長の事件簿

星野リゾートの星野社長と言えば、リゾート再生請負人として、またユニークな経営スタイルの社長として有名である。 経営者・星野氏を知ったのは、『NHKオンライン』を偶然見て、こんな経営スタイルがあるのかと驚いたのが最初である。 ちょうどそのころベン…

起業家たちの疲れた感じに将来の希望を見た

朝まで生テレビなんてほんとうに久々に見ました。 堀江氏が出演するために帰国するとtwitterでつぶやいておられたので、どんな内容なんだろうとチェック。 『凋落日本と若手企業家の成長戦略』というタイトルで、とにかく起業家を集めて自由に議論してもらお…

中学受験のエリートたち

堀江氏のブログをチェックしていたら、昨今の中学受験に関する藤沢氏の『金融日記』と元ネタのアゴラの松本氏のブログが引用されていた。中学受験のこと。|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」 金融日記:中学受験こそ日本の…

東大で教えた就職学

東大で教えた就職学作者: 草間俊介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/08/28メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る 実際に『東大』の工学部にはこの“就職学”という講座があるそうです。 “就職学”とありますが、就職のための…

先達はあらまほしき事なり

このブログから、プロのフォトグラファーである久々湊陽一氏のブログ『写真を想う日日』に飛んでくれる読者が増えてきました。 久々湊陽一氏が主催するサークルに所属してから約3年、一眼レフカメラのイロハから始めて、ようやく「写真が趣味です」と公言して…

価値を生み出せる人材流動化を切望

日本経済を活性化させるためには、優秀なビジネスパーソンが、新しい価値(サービス)を世の中に提供できる、新しいビジネスを生み出していかなければならない。 ところが日本の場合、問題なのはそのような優秀な人材がほぼ100%大企業に属してしまってい…

新卒を喰い潰す誘惑に勝つ

■状況一変、苦しい新卒教育2009年度入社の新卒は、就活前半が売り手市場、後半が買い手市場という、激しい状況変化の中就職を決めた人たちである。 この状況下で、特に中小企業の採用活動で何が起こったかというと、前半戦で内定を出す際に、他社からも…

子供をつくらない自由と育てる義務

■子供から年金に対する素朴な疑問高校1年生になる息子から年金に対する素朴な質問を受けました。 『今お父さんが払ってる年金は今の老人に行くんでしょ。だったら僕らが払う年金はお父さんとか,その時の老人のために払うんだよね。』 『じゃあ,子供の数が…

理系好きな子供を増やすと理系人材が増えるだろうか?

■継続的な興味喚起が必要理系離れ対策として,子供たち(小学生くらい)に理科や算数のおもしろさを伝え,理工系の分野に興味を持ってもらうことで,将来の理系人材を増やそうという意見があります。 ここで言う「理系人材」とは,特に工学系(モノ作り・ハー…

社員に期待しない会社はダメになっていくのか

結論から言うと,経営者が社員に期待しない会社がダメになるのではなく,業績が落ちると社員のせいにして社員に期待しなくなるような経営者は,結局のところ自らの無策を反省することが無いから,いつまでたってもダメ経営者なのではないかということ。ダメ…

大企業のホワイトカラーがワークシェアリングを止めないと日本経済は弱体化する

■優秀な人材にはお目にかかれない自分たちも含め中小企業・ベンチャー企業が優秀な人材(中途の即戦力)を獲得することはとても難しい。報酬を含め魅力的な条件を提示できないという理由も大きいが,そもそも優秀な人材はほとんど流動化しておらず,いたとし…

組織図をすぐに変える会社ほど儲からない

■組織があって人が動くのか,人が動きやすいように組織化するのか組織が機能的に動けるようにと,経営者は頭をひねって組織図を考える。 考えれば考えるほど,もっと機能的な組織があるんじゃないか,売上が上がらないのは組織構成が悪いんじゃないかと思っ…

やっぱり理系学部が人気のない理由を考察

■ノーベル賞大量受賞しても理系への進学者は増えないと思う一連の報道の中に,「これで理系離れにも多少の抑止効果があるかも」といったものがあったが,たぶんほとんどないだろう。ノーベル賞のような権威ある賞を,たくさんの日本人が受賞することは意義の…

縦串・横串と言うけれど人が動かないと話にならない

■組織の形を変えただけでは人は動かない大きい組織では事業部制,部所単位ではマトリクス組織など,組織に縦串,横串を入れて風通しを良くしたり,コラボ効果を狙ったりします。 うちは50人に満たない小さな組織ですが,これをやろうとしています。 たぶん…

ロストジェネレーションを納税者にしなければならない

■割を食った新卒たち私自身はバブル期末期に就職活動をした人間なので,その後訪れた本格的な就職氷河期時代を当事者として語ることはできません。 世間一般では大企業と言われる企業に技術職として就職し,その後の失われた10年=就職氷河期,リストラ期…

介護者の接遇・マナー教育はプロ意識の意識付けから

■教育の効果を期待できない人たちもいる介護職の接遇・マナー教育に頭を悩ませている管理者の方が多い一方で,介護職の接遇・マナーはあきらめたという利用者も増えているような気がする。 介護職は資格制を導入しているものの,一定人数を確保するためにハ…

いま10年前に戻れたらもっと上手に上司を操縦できると思う

■かつての上司の良し悪し自分が上司という立場を経験して初めて,かつての上司の良し悪しを自信を持って判断できるようになった。 それと同時にいまならかつての上司が私に求めていたことがよくわかる。 いまならもっと上手に上司を操縦できるのに,残念でな…

パワハラは知らぬ間に深刻化する

■職場全体が沈滞私が経験したのはパワハラという言葉がまだ存在していなかった頃のこと。非常に優秀な部長が赴任してきたときから始まりました。 とにかく私自身は危なっかしい社員だったので,最初から目を付けられていたことは確かです。 それでも,部長と…

世代論について考えてみました

■ひと括りにすると便利なこともありますが私自身の世代も,語られる切り口によって呼び名がいろいろ。“新人類世代”,“バブル世代” “新人類”は特に前の世代との考え方や行動様式の違いについて指摘される場合によく使われた気がします。 “バブル世代”は当然で…

理系離れは先進国病?

■ゆとり世代は理系の学科がきらいなぜ急に“理系離れ”の話題かというと,以下の記事を読んで直感的に関連を感じたからです。 この記事で対象にしているのは,この春から新卒社会人となる“ゆとり教育世代一期生”ですが,我が家の中学生になる息子も,これと全…

会社の成長レベルを現すのは女性社員の美女度だ

■優秀度だけではなく美女度も上がる 番組の一環として,サイバーエージェントの女性社員が明石家さんまとからむという設定だそうです。 その女性社員たちの感想を,サーバーエージェントのネットトレンド研究室長がコラムに。 明石家さんまに学ぶ「自分が輝…

働く環境に満足できないのがナースの習性か

■職場を選ぶ要求が高いナースが職場を選ぶときの要求は結構高いと思います(平均して)。 時給(年収),労働時間,手当て,職場の立地(駅から近いとか),職場の人間関係など。ひとつひとつに対して,要求レベルが高いため,総合するとそんな職場がありえ…

医療従事者の接遇・マナーに関心がある人が多い

■管理者の方は悩んでいるに違いない検索サイトで医療従事者,介護従事者の接遇やマナーを調べて,このサイトにたどり着く方が結構いらっしゃいます。 おそらく現場の管理者の方じゃないかと勝手に想像していますが・・・。 最近では,医療従事者,介護従事者…

マネジメントってなにをすればいいの?

■新任管理職研修 まだまだ人材面では余裕のある状況ではありませんが,支店の出店計画もあり,管理職を養成していく必要があります。 新しく管理職の仲間入りをした社員を対象に『管理職研修』なるものを始めてみました。 私自身,人事系,教育系のスペシャ…

腐ったリンゴっていやな表現ですね

以前,同じような題材で,組織を腐らせる社員の存在について書きました。 組織を腐らせる「キャンサー」と腐りやすい細胞 - マネジメント実験室 『御社の営業がダメな理由』の著者である藤本篤志さんのメルマガに,“腐ったリンゴ”という表現でダメな社員につ…

管理職の成長スピードが組織の成長を左右する

■中途採用が即戦力にならない 中途採用の社員を管理職にするというのは結構大変です。 もちろん,相応の年収を払って,マネジメント経験と能力を持った人材を獲得できるなら,こんな悩みはありません。 しかし,多くのベンチャー,中小企業は,私たちのよう…

組織を腐らせる「キャンサー」と腐りやすい細胞

組織を腐らせる「キャンサー」は,少なからず,ある確率であなたの周りにも存在する。そして「キャンサー」は,事前に見抜くことも難しいが,一旦組織に潜り込んでしまったものを見つけ出すことも難しい。 「事前に見抜くには最低3回は面接が必要」,「採用直…

誰を採用するか・誰を採用しないか

大企業にいた頃は,毎年新人が入ってきて,教育をして・・・ということを当たり前のように考えていたが,ベンチャーに来たとたん,全員が中途採用になった。過去の職歴,経歴がある分,いい人材とそうではない人材の見分けが難しい。結構失敗している。全社…

人材はやっぱり育たないのか?

苦しい次期を一緒に乗り越えてくれた社員というのは特別な存在。 方針や理念的なことでは充分に意思疎通がとれているので新しい施策にも理解が早い。 何か決定的な資質の欠如でもない限り,大抵のことは大目に見てしまう。 しかし,組織が成長するに従い,資…