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マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

継続的な改善提案の難しさ

職場に業務改善提案制度を導入した結果,ちょぼちょぼと改善提案が出てくるようになった。

http://d.hatena.ne.jp/biz-high/edit?date=20061128

ただし,まだまだ数は少ないし,こちらから指摘して提案用紙に書いてもらうことも多い。
提案用紙などを作って制度として導入すると,逆にちょっとした改善は提案の内に入らないと思うらしい。
「それも改善提案だから一応提案用紙に書いておいて。」と言うと,
「いや,これはそんな大したものじゃないですから。」との返答。


これはちょっと私が意図していた方向とは違うかなあとの思いがある。
“大したものじゃない”提案を表に出して,どんどん手を加えていくためにもみんなが認識する必要があると私は考えている。個人的な“ちょっとした改善”だと本人が便利になった程度で改善が止まってしまう可能性がないだろうか。極端な話,最初は目の付け所だけでもいいのではと考えている。
あえて表に出して共有することで,もっといいアイデアが出てきて欲しいのだ。
後付けの評価はモチベーションアップのためであって,まずは提案する,表現するカルチャーが大切だと思う。


もちろん面倒だということは大きいだろう。
自分が提案用紙に“書かされる”立場だった頃は,キャンペーン期間の最終日に「面倒くさいなあ」と思いながら,枚数を数え数え書いていたこともある。
しかし,いざ書き出して見ると,小さな改善は自分レベルで結構やっているのである。
ただ,こうやって無理やり書き出した改善提案は,それ以上進歩することが無い。


なぜなら,やった本人が価値を認めていないから。


そこで,試してみようと思っているのが,朝のミーティングで「昨日のカイゼン振り返り」というもの。
何かなかったか無理やりみんなで出し合ってしまうというもの。
こんなもので効果があるのか,はなはだ疑問ではあるが,とにかくカルチャー作りだから何でもやってみよう。


効果のほどは検証結果として報告したいと思う。