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マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

カミングアウト

日々のビジネスについて,もっといろいろ書いてみたいと思うのだが,自ら設けた制約のために具体的なことが書きづらい。その制約というのは,自分が携わっているビジネスについて具体的に書かないというもの。
具体的なビジネスについて触れなくても,そこで体験したマネジメントに関するエッセンスを書けばよいと考えていたのだが,これがなかなか難しいことがわかってきた。


少し特殊な医療系サービスであることと,サービス提供の対象者が個人であるため,具体的な業務内容に触れると,対象者個人が特定してしまわないか少し心配したからである。私個人の考えと扱っているビジネスを切り離しておきたいという思いもあった。
ここに至って,具体的なビジネス内容に触れないと,考えが伝わらない,伝えづらいことがよくわかったため,必要だと判断したことは具体的に書くようにしようと思う。


私が携わっているビジネスは,医療的なサポートを必要とする顧客に看護師のケアサービスを提供するというものだ。一般に『在宅看護』と言われている。介護保険や医療保険が適用できるサービスではなく,自費つまり自由診療として顧客に100%負担していただく。美容整形や一部の歯科治療,近視矯正手術などと同じである。


看護師は資格者なので,人件費は高い。したがって自費=自由診療で看護師を付けるとそれなりの金額になってしまう。医療依存度の高い顧客になると,ひと月に国産のセダンが買えるくらいの費用がかかってしまう。
だから我々の顧客はほぼ100%富裕層になってしまう。


自宅にて長期の療養をされている高齢者の方や,がんの末期=ターミナル期の方などいろいろで,サービスの提供期間も長ければ1年以上にもなるし,半日というケースもある。
そういったいろいろなケースにおいて,看護をサービスとして提供しているわけである。