マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

先達はあらまほしき事なり

このブログから、プロのフォトグラファーである久々湊陽一氏のブログ『写真を想う日日』に飛んでくれる読者が増えてきました。


久々湊陽一氏が主催するサークルに所属してから約3年、一眼レフカメラのイロハから始めて、ようやく「写真が趣味です」と公言しても氏に失礼が無い程度にはなったかなと思い、リンクを貼りました。


「石の上にも3年」なんて、今ではほとんど死語に近いかもしれませんが、きちんとした指導を受けて3年程度継続すれば、目に見えた効果が現れてきます。


これと対照的なのがゴルフで、我流で始めて、力を入れたり入れなかったり、だらだらと続けて結局つまらなくなって止めてしまいました。


ポイントは適切な指導者につくかどうか。写真はラッキーなことにプロの指導者につくことができたため、ほんとうに効率的に学ぶことができています。


デジタル一眼レフカメラというのは、フィルム一眼レフカメラの機能であった“写す”という機能だけではなく、“現像する”という機能までやってしまうので、機械自体の機能を覚えることもそれなりに大変ですが、写真の原理そのものはフィルムカメラと同じなので、きちんと原理を押さえないと上達できません。


例えば、“絞り”と“シャッター速度”の関係とか、、“絞り”と“被写界深度”の関係といったものです。


これらは、実際に写しながら指導を受けないと、マニュアルを読んだだけでは、ほとんど理解不能ではないかと思います。


仕事で言うなら、適切なOJTをベテランから受けられるかどうかで、上達速度も変わるし、そもそも興味を持続できるかどうかも変わってくるということです。


改めて、何か新しいことを始めたり学んだりするときの指導者の大切さについて実感しました。


ほんのちょっとしたヒントが初心者を導くことが多いのですね。


新卒教育にも通じるものがあるとつくづく考えさせられました。