マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

2007-01-01から1年間の記事一覧

会社の成長レベルを現すのは女性社員の美女度だ

■優秀度だけではなく美女度も上がる 番組の一環として,サイバーエージェントの女性社員が明石家さんまとからむという設定だそうです。 その女性社員たちの感想を,サーバーエージェントのネットトレンド研究室長がコラムに。 明石家さんまに学ぶ「自分が輝…

働く環境に満足できないのがナースの習性か

■職場を選ぶ要求が高いナースが職場を選ぶときの要求は結構高いと思います(平均して)。 時給(年収),労働時間,手当て,職場の立地(駅から近いとか),職場の人間関係など。ひとつひとつに対して,要求レベルが高いため,総合するとそんな職場がありえ…

コンサル出身の社長

■コンサル出身が落ちる落とし穴DeNA(ディーエヌエー)の南場社長のブログにおもしろいことが書いてありました。 「アドバイザー」と「実行する人」 http://ameblo.jp/nambadena/entry-10056108610.html MBA→コンサルという肩書きを持って起業する人…

やっぱり外れたコムスンの戦略

株式会社ゼクスは,この9月にコムスンから介護保険外の高級老人ホーム「バーリントンハウス」2施設と介護付き有料老人ホームの「コムスン・ガーデン」4施設を約360億円で買収しました。 12月1日に正式に事業継承しましたが,超高級を謳った「バーリ…

元気なうちに家に帰れるといいですね

■病院が変わってきたのかな がんの終末期=ターミナル期の方は,その多くが病院で亡くなっています。 一部の方は,自宅で死にたいという強い希望とそれを支える家族のサポートに恵まれて,在宅ホスピスを選択します。 しかし,家族のサポートだけでは在宅ホ…

アマガエルが家に住んでます2

庭に居るアマガエルの続報。 たぶん気温が少し上がったので,活動量が増えたのではないでしょうか。 今朝は直射日光を浴びていたので,茶系というよりは,全体的に白っぽい色になっています。 『アマガエルの体色の変化は、まわりの環境、温度、湿度、明るさ…

そんなに自宅で死にたいのですか?ほんとうですか?覚悟はありますか?

■在宅での看取り1年間で2万7千人 これは「在宅療養支援診療所」が過去1年間に看取った患者数という条件付きです。 在宅療養支援診療所とは http://www.akanekai.jp/zairyou.htm 1年間に自宅で死亡する数は約13万人(2005年)なので,その約20%を…

統一感のない企業サイトになってしまう理由

■迷路と化してしまったサイト 日経パソコンの企業サイトランキングにて,私が昔いた企業が50位以内にランキングされていました。 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20071004/283804/?P=2 他の上位ランキング企業と同じく,見た目はすっきりしたデザイ…

医療従事者の接遇・マナーに関心がある人が多い

■管理者の方は悩んでいるに違いない検索サイトで医療従事者,介護従事者の接遇やマナーを調べて,このサイトにたどり着く方が結構いらっしゃいます。 おそらく現場の管理者の方じゃないかと勝手に想像していますが・・・。 最近では,医療従事者,介護従事者…

「日経パソコン」企業サイトランキングを見ました

■上位ランキング企業のサイトデザインはどこもよく似ている 「日経パソコン」企業サイトランキング 2007 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20071004/283804/?P=2 上位企業を見ると,ほぼ一部上場企業で占められています。 これは恐らく,サイトに金をか…

知的デバイドがネットのリンチ構造を生む

■熱しやすく冷めやすいネット上の世論日本人の熱しやすく冷めやすい性質は今に始まったことではないのですが。 しかし,何か事件が起こったとき,ネット上での対象への“リンチ”とも思える盛り上がりは,ここ最近の傾向ではないかと思います。 ホリエモン,朝…

アマガエルが家に住んでます

いつ頃からかアマガエルが家に住んでいます。 ヤモリはもともと住んでいたのですが,最近になって門扉のくぼみにアマガエルを発見しました。家の裏手に畑があり,アマガエルがたくさん生息しています。 なので,庭にいること自体はめずらしくないのですが,…

やっぱりみんな知らない〜要介護状態でも病院から追い出されること〜

■入院してからでは遅い,高齢者の介護,自分の介護 サービスの認知度向上のためにアンケート形式のテレマーケティングを実施したのですが・・・ 「介護関連の情報はどこから入手しますか?」という質問に, 『いま必要ないのであまり考えたことがない。』 と…

マネジメントってなにをすればいいの?

■新任管理職研修 まだまだ人材面では余裕のある状況ではありませんが,支店の出店計画もあり,管理職を養成していく必要があります。 新しく管理職の仲間入りをした社員を対象に『管理職研修』なるものを始めてみました。 私自身,人事系,教育系のスペシャ…

腐ったリンゴっていやな表現ですね

以前,同じような題材で,組織を腐らせる社員の存在について書きました。 組織を腐らせる「キャンサー」と腐りやすい細胞 - マネジメント実験室 『御社の営業がダメな理由』の著者である藤本篤志さんのメルマガに,“腐ったリンゴ”という表現でダメな社員につ…

管理職の成長スピードが組織の成長を左右する

■中途採用が即戦力にならない 中途採用の社員を管理職にするというのは結構大変です。 もちろん,相応の年収を払って,マネジメント経験と能力を持った人材を獲得できるなら,こんな悩みはありません。 しかし,多くのベンチャー,中小企業は,私たちのよう…

医療崩壊〜「立ち去り型サボタージュとは何か」〜

■現役の現場外科医からの警鐘 著者は執筆時,虎の門病院の泌尿器科部長という立場の方です。 この本を通して著者がもっとも伝えたいことは,冒頭の「何が問題なのか」という部分と巻末の「結論 今こそ医療臨調を」という部分に凝縮されています。 ・「医療」…

ナースの接遇やマナーは教育で矯正できるのか

■実践がもっとも効果的 接遇やマナーは実践で鍛え,身に付けていくしかなく,セミナーなどによる教育は基礎知識の習得と,あくまできっかけに過ぎないと考えています。 現場で働くナースに対しては,導入教育の一環として『接遇・マナー』について教えますが…

病院のイメージ力欠如が地域医療を阻害する

高齢者医療が医療財政を圧迫しているため,医療報酬と介護報酬を改定し,医療の現場を地域医療や在宅医療へシフトし,コストのかかる病院医療の負担を少しでも軽減しようとする動きがあります。 ■ライフサイクルの一端を担う病院医療 慢性期疾患には必ずしも…

コムスンの不正で介護保険に関心が集まった?

コムスンが常勤ヘルパーの虚偽登録によって事業所認定を受け,介護報酬を不正に受け取っていたということ。都から不正請求分の返還を求められています。 もし,これが常勤ヘルパーの採用が追いつかず,事業所認定を受けながらも実態が伴っていなかったという…

作業たな卸しと工程管理の効用

工程管理というと“プロジェクトマネジメント”などの大げさなものを連想されるかもしれません。 私たちは,身近な事務作業のルーチンワークに工程管理を導入しています。 ①進捗管理 ②うっかりミス防止 ③作業の標準化これらの目的に役立っています。 ■工程管理…

コムスンの戦略は外れたのか

介護報酬の不正請求で世間を騒がせているコムスン。 このコムスンが投入した高級老人ホームが『バーリントン・ハウス』です。 “メディケアレジデンス”というコンセプトで,顧問のドクターが常駐するなど,医療・介護が充実した体制となっています。もちろん…

 「決定」で儲かる会社をつくりなさい

著者は株式会社武蔵野の現役社長で,自らが日々実践している経営手法を紹介しています。 マネジメント手法を扱った書籍類には,万能を謳ったものが見受けられますが,いざ実際にやってみようとすると自分の会社の実情にそぐわないということがよくあります。…

ブログも改善

たいして分量も書いていないこのブログですが,文体を変えることにしました。 というのも自分で書いている文章が,どうも高圧的に感じられてしっくりこないからです。 人の目に触れることを意識して書いているにもかかわらず,自分で読み返してどうもひっか…

ナース満足あっての顧客満足

私たちはどんなにお客様が要望したとしても,サービスを提供しないことがある。 それは現場で働く者(=ナース)の満足が得られないと判断した場合。 『ナース満足の無いところに顧客満足はない。』 というのが私たちの守るべき信条だからである。 それは生…

 在宅医療現場のマニュアル

在宅医療の現場においても,病院と同じような医療行為が日々行われている。 製造現場での経験があった私が疑問に思ったのは,現場でのマニュアルが無かったこと。 ひとつひとつのケア=医療行為は複雑なものではなく,経験とスキルのある看護師であれば問題…

 死ぬ瞬間まで自宅に居られる幸せ

『最期まで自宅で過ごしたい。』 『死ぬときは自宅で。』 ある調査によると,約80%の人がこう望んでいるそうだ。 望み通り自分の家で死ねる人は幸せだと思う。 しかし,いまの日本で本当に自宅で死ぬのは少数派である。 80%以上の人は病院で死んでいる…

 看護はサービスであった方が安心である

『看護はサービスである』と言い切られてしまうことに抵抗のある人は多い。 病気や怪我をして入院をしているときに,看護師の優しい対応に心癒されることがある。 そんなときに,「私たちの看護はサービスですから当然です。」と言われたとしたら,興ざめす…

カミングアウト

日々のビジネスについて,もっといろいろ書いてみたいと思うのだが,自ら設けた制約のために具体的なことが書きづらい。その制約というのは,自分が携わっているビジネスについて具体的に書かないというもの。 具体的なビジネスについて触れなくても,そこで…

タスク管理ボード

タスク管理箱(『あしか』みたいなもの)を使ってタスク管理を行ってきたが,だんだんと活用度合いが減ってきて,しまいにはやっぱり個々人の頭の中でのタスク管理が横行してきてしまった。 『使わなくなるのはやはり使い勝手が悪いからではないか。』という…