マネジメント実験室

小さな企業の経営・マネジメントを通して日々考えたこと、学んだこと、感じたことを。

2015-01-01から1年間の記事一覧

英字新聞を読めないと損をするワケ

英語の勉強のために読み始めた英字新聞なのだが、最近は情報源として必要だと思い、がんばって読み続けている。 一般的な英字新聞だと知らない単語も多く、特に政治、経済の分野などは専門用語ばかりで、恐らく半分、いや3分の1も理解できていない、と思う…

高齢者施設での虐待は職員の質の問題か?

川崎市の有料老人ホームでの入居者転落事故(事件)が明るみになった後、同じ系列の有料老人ホームにおける入居者虐待の事実が次々と出てきている。 www.sankei.com 現場の管理レベルや職員の採用基準は似ているだろうから、他の同系列施設からも虐待の事実が…

自分たちの限界を知っているからこそプロなんだと思う~要求がエスカレートする利用者との関係から

■「プロなんだから」という殺し文句で組織崩壊 看護師という医療の専門家によるサービスを提供(『アラジンケア』ブランドでプライベート看護サービスを提供 http://aladdincare.com)していることもあって、利用者から次のような言葉が発せられることがあり…

義務教育で商売の基本を教えた方がいい

■MBAシリーズには領収書の書き方は書いていない 大企業からベンチャーに転職して困ったことのひとつが、会社におけるお金の回り方について知識がほとんど無かったことです。 BSとかPLが読めないといったレベルの話ではなく、物やサービスが提供されて請求書…

『看護はサービス業か?』という議論に潜む看護師のホンネ

■看護師がサービス業だと言っているのは病院の経営サイド 看護師が集まる相談サイトなどで、『看護師はサービス業なのか?』という議論を時々見かけます。 これらネット上の議論の発端となる『看護師はサービス業』という定義は、質問者である看護師が日々の…

在宅死を尊厳死とするために

■在宅死を選ぶ人々 著名人である愛川欽也さんが『在宅死』を選んだことで、在宅で最期を迎える『在宅死』に関心が集まっています。私たちが提供しているプライベート看護サービス(アラジンケア/http://aladdincare.com)でも、自宅での看取り、つまり『在…

看護と介護が気持ちよく共存するために~看護師サイドから見た介護ヘルパーとの協働

■定義から考える 病院や施設において、看護師とコメディカル、看護師と介護ヘルパーの関係にはなかなか難しいものがあるようだ。私たちのサービスフィールド*1である在宅(居宅)においても看護師と介護ヘルパーの仕事の領分における関係には難しいものがあ…

大企業から眠れる人材を解き放て!転職を決断できない中堅社員こそ流動化するべき人材だ

大企業の中堅人材が積極的に転職できる環境を整える方が企業にとっては得策である。

就活と戦略的なキャリア構築

長男が就活に忙しそうである。バブル期入社の経験を伝えるような愚行を避けるため、遠巻きに眺めているだけにしている。ただし気にはなるので、狙っている業界はあるのか聞いてみたところ、「そんな贅沢は言ってられない。入れればどこでもいい。」との返答…

親の情報収集能力が子供の競争力を決定する?

「良い大学に行きたければ、恵まれた家庭に生まれなさい」――成人の自由にもとづく新しい"世襲制" | 熊代亨■機会において平等な社会というのは、ある国のある一時期に比較的近いものが存在できるにせよ、社会制度的に維持していくのは、非常に難しいというこ…