■ジロジロ見るのは本能?
夏になって女性が薄着になってくると,ついつい気になってしまうものです。
この行為が良い,悪い以前に,気になること自体は男性にとって避けがたい衝動だと私は認識しています。
胸元が開いていると,つい見てしまうとか。
ミニスカートだと視線が下に行ってしまうとか。
やっぱり本能だと思います。
女性には,生殖活動に関する動物の本能として理解してもらえるとありがたい。
より良い種を残すためのオスの本能的行動だと。
■でも動物じゃなくて人間だから
では,本能だから仕方ないだろう,と開き直ればいいかというと,そこは人間なのでマナーを守るべきでしょう,やっぱり。
ジロジロ見るのはバツ。ジッと見られて気持ちの良い女性はいないから。
見られることを意識してるからよいのでは,というのもバツ。
仮に見せるためのオシャレ下着を身に付けていたとしても,それを見せたいのは特定の男性でしょう。もしくは美しさや華やかさを見せたい同性。
それ以外は,たまたま電車や街で見知らぬ男性どもに遭遇しただけと考えるのが妥当かと。
目のやり場に正直困ることもあるのですが,そういうときはボワッと焦点を合わせないようにしましょう。
■女性心理からすると
男性にとって見たい女性と,別に見たくない女性があるように,女性にとっても見られても気にならない男性と見られると嫌な男性があるはずです。
「ジロジロ見てんじゃねーよ。キモイんだよ,テメーはよ。」
という部類の男性は見たくても我慢するべきです。
自分がキモイかどうかは周りの女性に聞いてみるとよいでしょう。
聞ける女性すらいない場合は,たぶんキモイ部類に入っていると思います。
例えキモイ範疇にいなくても油断は禁物です。
調子に乗って,ちょっとくらいならと思っていると思わぬところからキモイというレッテルを貼られるやもしれません。
特にオジサンの部類に入ってしまった男性陣は“サラッ”と見ているつもりでも“ネットリ”になっている可能性があります。
特に話をしているときは気を付けましょう。
チラッと見ただけでも,相手はどこを見たかよくわかるものです。
しっかりと相手の目を見て視線が外れないように。
要は見てもいいけど,不快感を与えんなよ,ちゅーことです。