株式会社ゼクスは,この9月にコムスンから介護保険外の高級老人ホーム「バーリントンハウス」2施設と介護付き有料老人ホームの「コムスン・ガーデン」4施設を約360億円で買収しました。
12月1日に正式に事業継承しましたが,超高級を謳った「バーリントンハウス」の運営方針を見直す決定をしています。
理由は入居率の低さ。
「バーリントン吉祥寺」の10月末時点での入居は,173居室中なんと3居室にとどまるようです。
広い居室を分割して,220居室〜230居室まで増やし,平均7000万円の入居一時金も下げるようですね。
正解だと思います。そこまでの超高級な有料老人ホームは対象とするセグメント(富裕層)からはニーズがないのです。
「バーリントンハウス馬事公苑」も入居率が約40%と伸び悩んでいるため,吉祥寺に続き方針変更するようです。
結果として,やっぱりコムスンの戦略は外れていたようですね。